【ウォッチドッグスレギオンレビュー】ストーリーは微妙だがシステムが面白すぎる妙作!!!
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
もうそろそろクリスマスの時期になってきましたね。時が過ぎるのは早いものでPS5が発売されてしまいました。私は依然当選してませんがww
そんなわけで今回は10/29に発売された【ウォッチドッグスレギオン】のレビューをしていこうと思います!
今作はロンドン市民をだれでも仲間にできるということで話題になりましたよね!
あらすじ
時は今より少し先の近未来。部隊であるイギリスロンドンはEU離脱と技術進歩による監視社会の中で治安は最悪の状態に。そこであるとき『ゼロデイ』と名乗る謎の組織が爆破テロを起こします。反省力のハッカー集団『デッドセック』はこの爆破の阻止を試みますが、あえなく失敗。さらにはロンドンの治安維持を図る民間軍事企業『アルビオン』が、 爆破テロはデッドセックが起こしたと濡れ衣を着せます。この一件によりデッドセックは、ロンドン市民からも敵視される存在へ。この状況からロンドンを救うためにデッドセックはレジスタンスを立ち上げ仲間を集め、爆破の罪を擦り付けた真犯人を探すのでした。
このゲームには基本的に主人公が存在しません。『デッドセック』のリーダーであるザビーネがランダムに選んだ住民の中から一人をプレイヤーが選ぶ形となってます。ここからストーリーが始まり、プレイヤーは市民を採用しながらデッドセックの一員としてハッキングをしたり時には派手に戦って情報を集めます。
良かった点
・誰でも仲間にできる
これは当たり前ですね。このゲームの一番の見所ですから。本当に誰でも仲間にできて、しかも一人ひとり性格や特徴があるので誰を使っても楽しいし、新しい発見があるんです!使う武器や道具も彼らが普段生業としている職業ごとに違って、様々な攻略が楽しめます。
また、おじいちゃんだけを仲間にした縛りプレイなどでも楽しめますねwww
・仲間をする際にバックグラウンドがある
市民をレジスタンスに勧誘するにしても一返事でおっけ~と言ってはくれませんよね。その部分もしっかり理由付けされていて、市民一人一人悩みを抱えています。それを解決してあげることで初めて私たちに信頼を寄せてくれるのです。このシステムのリアルさがとても面白かったですね。
・操作性がよく、自由度が高い
このゲームはキャラクターがとても滑らかに動いてくれます。また操作もシンプルで親しみやすいのでストレスフリーに遊ぶことができるのです。
ウォッチドッグスといえばハッキングですが、ハッキングをするにもガジェットや攻略方法がいくつもあって、用意されて道で行くもよし、自分で新たな策を考えていくもよしです。このゲームはマップ上にテックポイントというものがいくつも存在し、それらのポイントを入手し消費することでガジェットやスキルなどをアンロックすることができるようになります。スパイダーボットで侵入させたり、透明化して施設に潜り込んだり、ドローンに乗って空から攻めたりなど、様々な楽しみ方があります。
・移動が楽、街並みがきれい
オープンワールドではよくあることで、「移動めんどくせえ~~!」「FT(ファストトラベルポイント)ポイント遠いわあ!!」ってなりますよねww本作はそんなことはなく、一度行ったことのある場所にはどこからでもワープすることができるのです。しかもしかもそのFTポイントの間隔が狭いのでほとんどどこへでもすぐいけます。これがめちゃくちゃ楽!!ですが、背景のグラフィックもかなり良く(人物は微妙)街並みがめちゃめちゃにきれいなので徒歩や車で移動していても楽しいです。
白色の土星のようなマークがFTポイントです。かなり頻繁に設置されている!
悪かった点
・ストーリー性が薄く感情移入もできない
前述したとおりこのゲームにはれっきとした主人公が存在しません。ましてや味方側はプレイヤーが勧誘した市民たちなので確立されたキャラとして存在しているのはザビーネと案内役のAIバグリーだけです。大まかなストーリーはありますが、美麗なグラフィックと没入感のあるシナリオにのめり込むのが好き!という方には向いていないかもしれません。あくまで自分で物語を作っていく感じです。(とはいうものの分岐要素はありません)
・マップが単調
ロンドン、という街が舞台なので単調になるのは必然ですが、マップがものすごく広大というわけでもないのでオープンワールドゲームをやりなれた人にとっては少し物足りなく感じるかもしれません。また、建物や施設なども似通ったものが多かったり、一度メインストーリーで侵入した場所がサブクエストの侵入場所になっていたりするなどの残念なポイントもありました。
・人によっては飽きるミッション
先ほど良い点で市民一人一人仲間にする際ミッションがあると述べましたが、これがだんだん面倒になってきたりします。「もうええやん!すぐ仲間にならんかい!」「めんどいから最初仲間にした3人だけでいいや!」となってしまうこともあります。このミッションがもう少し多様性に富んでいたら感想は変わったかもしれません。キャラを変えるたびにロードが入るのもキャラ変更が煩わしく感じる要因の一つですね。
またメインミッションやサブミッションに関しても、「結局スパイダーボットかあ」「ドローン飛ばすだけやん」のように捉えてしまう人もいるかもしれません。キャラごとに使える道具なども違ってくるので、結局強いキャラ数人だけでクリアしてしまうことも多いかと思います。
追記:このゲームではロックされているドアを解除するために謎のパズルを解く場面が多いのですが、これがやたら出てきて(なんならボス戦にも出てきた)個人的にはこのパズルを見るたび億劫になりましたwww
回転させて解除するパズル。これがやけに多い。
~まとめ~
誰でも仲間にできる!という点に焦点を当てすぎた作品。キャラごとの特徴や声のバリエーションはすごいですが、その他の点がおろそかになっています。ただ、街並みはきれいだし遊び方は幅広く、歩いている市民の反応一つとっても面白いので十分に楽しめました。
シナリオに没入したい人には向いてないけど、誰でも仲間にできるというシステムと攻略の自由度を自分の中で楽しめる人には向いている作品だと思います!
個人的にはおじいちゃん縛りでプレイするのと、珍しい職業の市民でプレイするのがとても楽しかったですwww
僕のYouTubeチャンネルでも実況をしているので良ければ見に来てくださいね♪
『おじいちゃん縛り』
『職業「銅像」で追跡レベル5の警察から逃げ切れるのか!?』